3行日記を書こうー高校数学の達人・河見賢司のメルマガ(2021年4月20日)

お知らせ

こんにちは、河見賢司です。

今回、「勉強法」の紹介で「3行日記」を紹介します。

「えー、こんな話し信じられないよ」なんて思うかもしれませんが活用すれば本当に身になります。

「うさんくさいな」という気持ちも芽生えてくると思いますが、ぜひとも取り入れてもらえれば、と思います。

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数学の問題解説

今回紹介するのは、和歌山県立医科大学の過去問で数学IIの微分積分の問題です。

少し計算が煩雑で、しかもやることが多いので大変かもしれません。

「数学の入試問題って、こんな感じなんだぁ」と体験して欲しくて紹介することにしました。

少し、ぐちゃぐちゃして解答がわかりにくいかもしれません。参考になると思うので、紹介しました。

問題の解説プリント

数学の勉強法

いきなりですが、勉強をしてもできるようにならない理由それには2つしかありません。

その1
そもそもの絶対量が足りない

その2
方向が間違えている

分かりやすくするために、例えば東京から大阪まで歩いていくとします。

東京から大阪に行くまでに物理的な量として500キロくらいあります。

どんなに、「自分は歩きたくない、でも東京から大阪に行きたいんだ!」と言っても、500キロ歩かないと、絶対に到達できません。

そして2番目としては、歩く方向が間違えているということです大阪に行くには西方向に進まないといけません。

それが甲州街道であっても東海道であっても、どっちでも構いません。東京から出発をしてとにかく西方向に進んでいないといけません。

もし、北方向に進んでしまってはどんなに頑張っても大阪にはたどりつきません。仙台方向に行ってしまいます。

方向性を間違えていれば、頑張れば頑張るほど、違った方向に進んでしまいます。

それだけ苦しい状況に追い込まれます。

そこで、3行日記を書くことをおすすめします。

日記と言ってもごくごく簡単なものです。

その1
  日付

その2
今日、具体的に行動したこと

その3
目標を近づいていることへの感謝

たったそれだけです。

何言ってんの?と思うかもしれないので、具体例をひとつあげておきます。

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2021年4月20日

今日は、数学問題1から問題10まで解いた

これで、志望校合格に近づいています。 今日もありがとうございます。
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志望校が決まっている場合、特定の大学を書いてもらってもよいですよ。「今日も国立医学部に近づきました。ありがとうございます」なんてものでもかまいません。

本当に本当に簡単なことです。これを毎日、寝る前に書くようにしてください。

記入時間はわずか1分ほどです。どんなに丁寧に書いても10分とかからないことです。

ぜひともバカにせずにやってみて欲しいです。特に、浪人生、再受験生にとってはおすすめです。

アメリカなどで研究されているみたいです。小中学生までは人に指示された通りやる人に結果がついてきます。

高校生あたりで徐々に変わっていき、高校を卒業したあたりになると指示された通りやるよりも、自分で考えて勉強する人の方が結果がついてくるとのことです。

この3行日記は、高校生にもやって欲しいのですが、浪人生や再受験生には特におすすめします。

話しを3行日記に戻します。

日付の次は、必ず「具体的に行動したこと」を書くようにしてください。

行動と言っても、大げさなものでなくて大丈夫ですよ。上記の例の様に単純に「問題を解いた」でもOKですよ。

もし、もっと長文を書きたかったらそれでも大丈夫です。

でも、長文だとどうしても続かない。続かなかったら意味がありません。

短文でよいので続けるようにしてください。

3行日記には「具体的な行動を書かないといけません」ということは、日々行動していかないといけないのです。

「今日は、気分が乗らないからさぼろうかな?」なんて思うときもあります。

でも、「ああ、これじゃあ3行日記に具体的な行動を書くことができない。ほんのちょっとでもよいから頑張っておこうかな?」なんて勉強をします。

その3の「目標を近づいていることへの感謝」は、なんだか怪しく感じます。

でも、自分の中にもう一人の自分がいると考えてください。

頑張った人がいたら「よく頑張ったね」とねぎらいますよね。それと同じです。

一日頑張った、もう一人の自分をなぎらうのです

そうすると、次の日も頑張ろうと、努力が続きます。

また、最後に「合格に近づいています」と記すだけで、無意識のうちに「今、自分のやっていることは合格に近づいているのかな?」と考えるようになります

勝手に軌道修正をしてくれるのです。

勉強をしていると、「もっとこうした方がよい」「こんなやり方もあるのでは?」とどんどんとアイデアが浮いてきます。

その思いついたアイデアをどんどんと取り入れていきます。そうすると、自分にあった勉強法が確立されてきます。

ただ、このときに気を付けないといけないことがあります。

人間は、習性として現状を維持しようと働きます。何かを始めたときは、ありとあらゆる手を使って元の自分に戻そうとします

せっかく勉強を始めたのに、「やっぱり自分には無理なのかな?」無理だったらやっても意味がないから、辞めておこう・・・

問題集もそうです。せっかくやり始めたのに「この問題集でやろうと思ったけど、違う問題集の方がよいのかな?」なんて思い、結局すべての問題集に手を出しては辞めるが続きます。

それでは、身に付きません。

アイデアかそうでないかは、ポジティブなものかネガティブなものか?で判断したらよいですよ。

「この問題集でやるって決めたけど、もっとよい問題集がありそう・・・」なんていうのはネガティブなものです。

もちろん、心底そう思うのならやめておいてもよいです。ただ、そんなときは、ダメな自分を保とうと現状が働いているもの、その可能性が高いです。

アイデアは、もっともっとポジティブなものです。

「もっともっとこうしよう」というものです。

そういうものを思いついた場合、チャレンジするようにしてください。

勉強しても成績があがらない人は、勉強をしていない訳ではありません。

みんな成績をあげようとして頑張っています。

でも、あがらない理由、それは一貫性がないからです。

あっちにふらふら、こっちにふらふらしていては、どんなに頑張ってもできるようになりません。

せっかく甲州街道まわりで進むと決めたのに、やっぱり東海道の方がいいのかな?なんて進路変更してしまいます。

そうすると、せっかく頑張って歩いた距離も何もなかったことになってしまいます。

受験までの時間が減ったことと、意味のない徒労感が残るだけです。

3行日記を書くだけで、自分の勉強法に一本筋道が通ります

ちょっと怪しいです。でも、でもごくごく簡単なものです。ぜひとも取り入れるようにしてください。

編集後記

僕自身、この仕事を始めたころは3行日記を書いていました。

もう10年以上も前の話です。

今ほど簡単にホームページを作ることもできませんでした。ホームページを作るには、htmlやcssというものを理解しないといけません。

htmlやcssと格闘したことを覚えています。

始めたころ最初の9カ月は生徒さんがゼロでした。まあ、塾に勤めながらなので、生活に困るということはなかったのです。

でも、休みの日にすべての時間をかけてホームページを作っても、生徒さんゼロ、それどころかホームページの閲覧者さえたった数人

そんなとき、僕の指針となったものが3行日記でした。3行日記のおかげで、ふらふらしやすい僕をなんとか、とどめてくれました。

そうして、今は次々と生徒さんがやってくる、そういう状況です。

僕自身も、新しい目標ができました。もう一度、3行日記の力を借りて頑張っていこうと思います。

生徒さんの頑張りに負けないよう、頑張っていきます。

河見賢司

河見のプロフィール

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