独学のすすめ(その2)ー英語おんちの僕が英語が得意になった方法

今回は、「独学のすすめ(その2)ー英語おんちの僕が英語が得意になった方法」です。

英語おんちの僕が英語ができるようになった方法

僕は、高校生のとき成績があまりよくありませんでした。でも、英語だけはある程度できました。

で、その英語ですが元からできたかと言えばそんなことない。最初は、まったくの苦手科目でした。

「英語なんていらんやん!日本語で十分やん!!」なんて言っていたことを覚えています。英語が嫌いな人がよく言うことですよね(笑)

僕の高校、全然進学校じゃないんですけど、英語の先生だけやたら気合が入っていました。その先生「英単語毎日40個覚えてこい!」と毎朝英単語の小テストがありました。

で、頑張っていたんですけど、全然ついていけない・・・でも、ホントのこと言えば「毎日40個覚えても朝の小テストのときだけ覚えていて、あとは忘れるだけ。こんなの意味ないよ」という気持ちも強くありました。

あまりに点数が悪いということで、先生に呼び出しをくらったんです。そのときに特に何も言っていないです。でも、普段の態度から伝わってしまっていたのか「お前、覚える気がないだろう。まあ、いい。お前だけは小テストしなくていい」と言われました。

僕だけ、テスト免除。成績もとりあえず普通の点数くれるとの話し。今考えたら、僕はなんとも生意気な生徒。でも、許可をくれる先生もびっくりですね。

英単語の暗記法

そこから、自分流の勉強が始まりました。

英語をするには、英単語は覚えないとダメ。でも、どうしよう?市販の単語帳は頭に入ってこない。だから、オリジナルの英単語ノートを作ることにしました。英語を勉強していて、出てきた分からなかった単語をすべて覚えることにしました。

最初のうちは、よく出る単語だけ覚えようとしたのですが、「必要な単語とそうでない単語を分ける」この作業が難しくなり、「全部覚えてやれ!」と全部を暗記。暗記する方法はシンプルです。ノートの中央に線を引き、左側に英単語、右側に日本語。そして、登下校の列車の中でひたすら眺める、ただそれだけです。

最初のうちは、覚えようと頑張っていました。でも、英語がきらいな僕にはそんなこと無理でした。で、「続けないと意味がないな」とうことでハードルをどんどんとさげていきました。

いきついた先は、「登下校の列車の中で英単語を書いたノートを眺める」覚えようとしてもストレスがかかって続けられないので、できるだけハードルをさげて続けていきました。

もちろん、そんな勉強の仕方ですぐにできるようになる訳がありません。でも、3か月くらいたったある日、「あれっ?なんだか英単語覚えられている!!」とびっくりしたことを覚えています。

それまで、3か月はまったくのゼロでした。でも、気づいたときには急に覚えられていて、「なんだ、オレでも覚えられるじゃん」なんて感心してました。

英語の勉強法

その後どうやって勉強したのか覚えていません。でも、文法はいっさいやっていません。ひたすら英語の長文を読んだだけです。

この話をすると、「文法をやらないと正しい英語ができるようになる訳がない」なんていう人がいます。

でも、僕文法はまったくやらずにひたすら英語の長文を読むだけでできるようになりました。センター試験も190点以上(発音と文法で2,3問間違えてその他は間違えた記憶がない)。しかもやたら解くのも速く、センター試験でも60分もあれば十分、そんな状態でした。

自分でもびっくりですよ。最初のスタートは、「英単語を眺める」だけでした。でも、気づいたときにはできるようになっていました。今の話し、僕の勉強法をまねてください、という訳ではありません。僕にはこの方法はあっていましたが、きっとあなたにはあっていないと思います。

今回の話しで、覚えて欲しいことをまとめておきます。

独学する上で意識しておいて欲しいこと

自分にあった方法で勉強する。ただ、目的地は変えてはいけません。

今、あなたが池の前にたっています。そして、池の向こう側に行かないといけないとします。そんなときどうするか?と聞かれたとします。

もし、あなたが亀だったら泳いでいくだろうし、あなたがウサギだったら泳いでいくより、大回りしても池のまわりを走っていった方が目的地に速くたどりつきます。

勉強もこれと同じです。「あなたにあった勉強法で勉強をする!」これしかありません。

教える側でこのことを知っている人ほとんどいないんです。ほとんどの人が「オレのやり方が一番だ!」とばかりに、自分の勉強法をおしつけてきます。その勉強法にあう人はよいのですが、あわない人は悲惨です。

先ほどの話しで言えば、僕は英文法から緻密に勉強していく方法は自分にはあっていませんでした。ですから、学校の先生の言う通りに勉強をしていても永久にできるようになることはなかったです。勉強すればするほど、「オレなんて勉強できない」と卑屈になっていたと思います。

そんな僕でも、自分にあった勉強法で勉強することでできるようになりました。だから、自分にあった方法で勉強することは何よりも重要なのです。

こういう話をすると、「そんなこと言ったって、何が自分にあった勉強法か分からないから苦労してるんじゃん」なんてことを言う人がいます。この勉強法の見つけ方は後日お話しすることにします。

ですが、簡単な判断の仕方としては、最初勉強したときに「あっ、これなんだか自分にあってそう!!」と思えるものなら正解です。周りの意見ではなく、自分の直感で選んでください。

自分の好きな勉強法で進めてもらってOKです。ただ、そこで重要なこととしては目的地は同じということです。

例えば、僕は数学を教えています。数学は、「考える科目」という人もいますし「暗記科目」という人もいます。どちらも正解で、自分にあった方でやってもらえば大丈夫です。

ただ、いくら考えるのが好きと言っても試験までに全範囲を勉強できないのではいけません。ホントによくいるんです。受験まであと3か月。でも、「自分は納得しないと前に進めないタイプなんです」なんて言って、教科書の一番最初の単元だけをひたすら勉強する。そりゃ、当然落ちるよ。

さっきの英単語なら、「英単語を覚える」という目的地は同じです。毎日40個覚える方法でもよい、僕のように眺めるだけでもよい、他のどんな方法でもOKです。でも、目的地を勝手に変更したらダメですよ。

どんな方法でもよい。ただ、目的地だけは同じ、ということを意識して勉強していたら方向性がずれることはないですよ。

最初からできるものはない。成長曲線について

成長曲線って知っていますか?以下のようなものです。

成長曲線のことを簡単に話せば、「最初は頑張ってもなかなか結果がついてこないですよ。それでも、頑張っていたら急にできるようになりますよ」ということです。

この成長曲線、ホントですよ。僕もびっくりしたことがあります。英単語最初のうちはまったくできなかったんですけど、気づいたら急にできるようになっていました。その当時は成長曲線のことなんて知らなかったのですが、「あれっ?なんだか変・・・急にできるようになった」そんな感覚です。

一生懸命勉強をし始めたのに結果がでなかったら不安になりますよね。「あれ?この方法じゃダメなのかな?」とか「私って、頭悪いのかな?」なんて辞めてしまいます。

でも、どんな勉強の仕方でも最初のうちは結果が出なくて当たり前ですよ。だから、結果が出なくても自信をもって進めてください。

暗記はとにかく接触回数

暗記は、テクニック的にはいろいろとあります。以下のようなものです。

*五感を使うと覚えやすい。例えば、書きながら覚える。話しながら覚える。

*寝る前が暗記しやすい(脳は寝ている間記憶を整理します。寝る直前のことが一番覚えやすい)。

*歩きながらなど、足を動かすと血流が頭にいって覚えやすい。

*新幹線など速い乗り物に乗ると、視覚情報から脳が活性化して覚えやすい。

他にもいろいろな説があります。効果は、個人個人によって違うと思いますが、試したい人は試してもよいと思います。

あと、例えば「交通事故にあいかけた」などと強い感情の伴うものは暗記してしまいます。ですが、普段の勉強で感情を伴わせるなんてちょっと難しいですよね。

そこで、重要なことはとにかく繰り返すことです。「なんだ、当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、これが一番ラクですよ。脳ってすべてを記憶しておいては大変です。だから、いったん覚えた事柄でも必要がなけらば捨てていきます。つまり、忘れるということなんですよね。

で、その判断基準なんですけど「接触回数の多いものは重要だと判断してしまう」なんです。覚えようと一生懸命頑張らなくても、何度も何度も接触していたら知らないうちに暗記してしまいます。

例えば、あなたが電車通学なら、興味がなくても毎日停車する駅の名前覚えてしまいますよね。それと同じです。だから、一生懸命やる必要はないんです。とにかく、繰り返し、繰り返し接触していたら脳はそれを暗記してしまいます。

僕の英単語がそうでした。もちろん、覚えようと頑張った方がいいのかもしれないけど、それは僕には無理。ということで、とにかく眺めるだけにしておきました。一生懸命覚えた記憶はありません。でも、気づいたときにはすべて暗記してしまっていました。

脳って、そんなものなんですよ。だから、暗記するときは気張らずに接触回数を増やしていけばいいですよ。

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