キミの勉強の仕方は砂上の楼閣だ(2018年1月10日)
「キミの勉強の仕方は砂上の楼閣だよ・・・」
高校生の頃、学校の英語の先生から嫌みっぽく言われました。
その人の名誉のために言うけど、僕の勉強した英語の先生は教えることが上手いで有名でした。実際、教えるのは上手かったと思います。
でも、でも僕には合わなかった・・・
僕は、中学生のころから英語が苦手で、何を言っているのか意味不明でした。特に文法が苦手でした。
で、当時の高校の先生は丁寧に丁寧に文法を教えていくタイプの人・・・あう人にはいいんだけど、僕は先生の言うことを聞いてもできるようにならない!と変な確信がありました。
あまり英語の点数が悪く、呼び出しをくらいました。そのときに、「先生ごめんなさい。先生の言ってることよく分かるんですけど、僕には無理です。だから、僕の好きなようにしていいですか?」なんて無茶なことを言いました。
英語の先生も了承してくれて、僕だけ毎回の小テストはできなくてもOKということになりました。今考えると、恐ろしいんですけど、嫌な生徒だったと思います・・・
で、先生に啖呵をきった以上、できるようにならなければ恥ずかしい。でも、英語が苦手な僕ができることなんて、思いつかない・・・
「どうしよう」と思ったのですが、できることは「単語を覚えるくらいできるかな?」と最初に考えました。でも、いざやってみるとつらい、つらい。初日でギブアップ、これはできそうにない。
そこで、もう一段レベルを落として「じゃあ、せめて登校の列車の中で英単語を眺めよう」ということにしました。
もちろん、英単語を必死になって覚えた方が効率がよいのは分かっています。でも、それでは、続かない・・・
だから、レベルを落として、英単語を毎日眺めることにしました。「覚えていなくても気にしない」だって、眺めているだけだもん、そんな気軽な気持ちで進めました。
当時は、それで英語ができるようになる、なんて微塵も思っていませんでした。だって、英単語を眺めるだけで、英語ができるようになるなんて思いもしませんよね。
当然、いきなりできるはずはありません。3か月間はゼロでした。でも、3か月くらいたったある日、毎日眺めていた英単語の意味が急に分かり始めました。そこから、あまり覚えていないんです。
気づいたときは英語は一番の得意科目でした。
センター試験でも軽々190点を超えて、数学よりも英語が一番自信のある科目でした。
で、僕が言いたいこととしては以下の通りです。
まず、暗記です。暗記は接触回数です。たとえ興味がなくても、例えば電車通学なら毎回停車する駅の名前は憶えてしまいます。だから、接触回数さえ増やせば、テキトウな方法でも暗記してしまう。
次に、勉強を始めても最初のうちは結果がでない、それでも続けていると急にできるようになる。
何事でも、成長カーブっていうものがあって、最初のうちはなかなかできない。それでも続けていると、あるとき急にできるようになる、なんてことがよく言われます。
僕も、これをはじめて聞いたとき「ホントかよ??」なんて思っていました。でも、今なら分かります。ホントでした。
そして、最後に自分にあった勉強で勉強をするということです。そして、ほんの少しでも、たとえ1ミリでも成長につながりそうなら、それをやってみることです。
僕は、英単語を眺めるという、ホントにテキトウな勉強の仕方でスタートしました。「そんな方法でできるようになるのかよ?」なんて周りの人に言われました。僕自身もそう思っていました。
でも、英語の苦手な僕ができるのは、この程度だ仕方がない。「たぶんダメだけど、とにかくできることをやってみよう」と思ってやればできるようになりました。
特殊な例です。あなたにあてはまらないかもしれません。ですが、参考になる部分もあると思います。頑張ってください。
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