「出来る問題を繰り返しやって意味があるの?」(2017年12月29日)
こんにちは、河見です。
とある高校生から、「河見さんのホームページを見ていたら、『同じ問題を繰り返す』と書いてありました。でも、学校の先生は『できる問題は何回も繰り返すのは時間の無駄』と言います。どっちが正しいのですか?僕としては、学校の先生の言うようにできる問題をしても時間がもったいないのかな?と思います」と質問されました。
確かに先生の意見はもっともなものです。僕の意見としては好きな方をすればいいですよ、ということです。
自分にあった方を選択してもらったらそれで大丈夫です。もし、学校の先生のいうようなやり方で数学の成績があがるのでしたら、そのやり方でいいですよ。
ただ、もしその方法で成績があがらなかったのなら、やり方を変えて方がいいですよね。
スポーツ選手を見てみると、ホントに嫌になるくらい同じことを繰り返しています。僕、野球が好きなんですけど、プロ野球選手ってあれほどうまいのに、それでも一番の基本のキャッチボールを大切にしています。
「俺、キャッチボールなんてちゃんとできるから、キャッチボールなんてやらないよ」なんていう人はいません。
ものことを極めようと思えば、「例えそれができることであったとしても、同じことを何度も何度も繰り返す」これが重要なんだと思います。
大学受験って、そこまで極めないと入れないわけではありません。だから、テキトウにしていても合格する人もいます。
残念ながらもともとの能力が大きく影響します。数学の能力がもとからある人は、あまり繰り返す必要はありません。それで、できてしまうのですから・・・
でも、圧倒的大多数の人間はそんなことできません。だから、繰り返し、繰り返しするのが一番の近道ですよ。
もし、今成績が順調ならその方法で大丈夫です。でも、今成績が悪かったり、また学年が上がってくると数学の内容も難しくなります。そうすれば、ひょっとしたら躓いてしまうかもしれません。
そんなときは、勉強法を変えてもらったらいいと思いますよ。
それでは、頑張ってください。
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