問題集を完璧にするとは

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目次
【1】お知らせ

【2】ユーチューブを使った動画解説
  「ベクトルの内積の図形的意味について」

【3】今週の勉強法
   「問題集を完璧にするとは」

【4】編集後記

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【1】お知らせ

 こんにちは、河見です。いつもメルマガを読んでくださってありがと
 うございます。


 それでは、今回も始めたいと思います。


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【2】ユーチューブを使った動画解説
  「ベクトルの内積の図形的意味について」

 ベクトルの内積の最大値や最小値を求める問題で、ほとんどの問題が
 数式のまま考えていきますが、たまに図形から意味を考えて問題を解
 いていきます。


 この「図形的に考える内積の問題」は大学受験にもたまに出題されま
 すが、知らない人が多いです。

 以前、駿台模試に出題されていました。マーク模試にも関わらず、正
 答率は1パーセントにも達していませんでした。

 決して難しいことではないのですが、そのぐらい知らない人が多いん
 ですね。進学校では勉強している人もいますが、それ以外の高校では
 勉強していないと思います。


 ごくごく簡単な内容ですので、目を通してください。
http://youtu.be/xwWzpTBbt1o


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【3】今週の勉強法  「自分一人で解けるようになるまで問題を解く」

 僕はよく「1冊の問題集でいいから、完璧にできるようになるまで何
 度も繰り返すことが重要」と生徒に言っています。


 実際、これが最強の勉強だと思っています。こういった仕事をしてい
 る僕がいうのも変ですが、塾や予備校に行くよりもどんな勉強法より
 も効果があります。


 このことは何度も言っているのですが、「理解できた!」のハードル
 が低すぎる人が本当に多いです。


 「理解できた!」という人に聞いてみると、「解説を読んだら分かっ
 た」「先生から聞いたら理解できた」といいます。

 そういう人に「最初から最後まで自分で解ける?」と聞くと、「たぶ
 ん大丈夫!」なんて言います。

 そういう人のほとんどは実際に解いてみると、解けないです。


 人から聞いて理解できる、解説を読んで分かった、これも重要なこと
 ですが、それはまだ完成ではありません。第一段階です。次に、自分
 一人だけの力で解けるようになるまで繰り返し、繰り返し何度も解く。


 「ある問題を完璧にする」とは「最初から最後まで自分一人だけの力
 で解けるようになる」ということです。

 しかも1回だけではありません。1回だけなら、たまたま解けてしま
 うことも多いです。


 1度解けただけでOKとしないでください。1度解いた後に1週間以上
 あけてもう一度解いてください。

 その時に解けたらOKですし、解けなければ解けるようになるまで繰り
 返し繰り返しやってください。


 当たり前ですけど、「できた」「できなかった」のチェックは、まる、
 さんかく、ばつ、程度でいいのでつけるようにしておいてくださいね。

 そうしないと、復習をするのに時間がかかってしまいますよ。


 PS
 上記のようなことを言うと、「結局、何度解けばいいんですか?」と
 か「何時間解いたらいいのですか?」と聞いてくる人がいます。

 そういうことを聞くと、「分かってないな」なんて思ってしまいます。
 時間も回数も言っていません。とにかく重要なのは、「あなたが一人
 で最初から最後まで自分一人だけの力で解けるようになること」です。


 「時間がない」という人もいます。でも、数学ができるようになりた
 ければこれしかないんです。


 「何度も何度も解いて、とにかくできるようになるまで解く」です。


 頑張ってください。


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【4】編集後記

 数学のできる人って確かにいます。そういった人たちは、1回解いた
 だけでもできるようになります。


 でも、普通の人にとってそれは無理だと思います。何度も何度も解い
 てできるようになるまでがんばる。


 僕は、もともとの数学の能力は低かったと思います。今は、当たり前
 ですけど、かなりできます。ぶっちゃけ頭いいです(笑)


 僕が頭がよくなった理由(スミマセン、言っていることを強調したい
 がために「頭がよい」なんていう表現を使いました)は、「できるよ
 うになるまで何度も解いたからです」

 積分の問題なんて何度解いてもまったく分からなかったです。ひどい
 問題には11回連続「まったくできない」というチェックマークがつ
 いていました。


 11回も同じ問題を解いてまったくできなかったんですね。今まで多
 くの人を教え来ましたが「11回解いたんですけど、分かりません」
 なんて言う人はいません。相当落ちこぼれだったんですね。


 やってもやっても分かりませんでした。ですが、ある時急にできるよ
 うになったことを覚えています。

 突然、スイッチが入ったかのようにできるようになりました。


 「11回もやるなんて大変だったよね?」なんて言われることがあり
 ます。ですが、あまり大変じゃなかったんです。


 実は、それまでいろいろと言い訳をして勉強を少しやっては勉強をや
 める、という悪循環でした。

 勉強をやめると言うか、「もっと効率のいいやり方があるのでは?」
 とついつい楽な方向を探し求めていました。


 それでも、できなくて「もう、やるしかないな。50回でも100回
 でもできるようになるまで、やってやる」そう思ってやってみると、
 11回やってできるようになっていました。


 時間はと言えば、意外にかかりませんでした。「あれこれと考える」
 のに比べれば、本当に短時間で済みます。それから、「できるまでや
 る」と決めたので、できなくても落ち込むことはありませんでした。

 ですから、できなくても「ホイ、次」って感じでどんどんとやってい
 たので、解いた問題数の割に短時間で済みました。


 これまで多くの人を見てきましたが、「勉強をしている」といっても、
 問題が解けない度に落ち込んで時間を費やしている人が多いです。

 1問解くたびに、「なんでできなかったの?」なんて溜息をつきます。
 でも、溜息をついてもできる訳でないので、どんどんとやっていくし
 かありませんよね。


 これまで「私は頭が悪い」という人と話をしてみると、圧倒的に解い
 ている問題数が少ないです。


 教えるようになって、自分自身のことがよく分かります。僕なんて数
 学的な能力から言えば、まったく低いです。でも、今はこうして多く
 の高校生に教えられる立場になるまでになりました。


 「頑張ったから」というよりも、むしろ「何も考えずにできるように
 なるまで解いたから」ということに過ぎないんです。


 あれこれ、難しいことを考える人がいますが、どうでもいいですよ。
 とにかくできるようになるまで繰り返す、それしかないです。


 結果なんて意識せずに、何度できなくてもできるようになりたいのな
 ら、やってみてください。

 意外に楽ですよ。


 河見賢司


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