場合分けの必要な最大値、最小値問題

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目次
【１】お知らせ

【２】２次関数　その７ 　　　「場合分けの必要な最大値、最小値問題」

【３】今週の無料添削問題 　　　問題「お茶の水女子大学の数学IIの微積分の問題」

【４】本日の勉強法
　　　「今の自分のレベルよりひとつ上を目指しているキミへ」

【５】編集後記

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【１】お知らせ

　こんにちは、河見です。いつもメルマガを読んでくれてありがとうご
　ざいます。

　２月に入りました。いよいよ私立大学の一般受験も本格的に始まりま
　すね。

　受験生の人はもちろんのこと、高校２年生の人は後１年をきっていま
　す。気合を入れて頑張ってください。

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【２】２次関数　その７「場合分けの必要な最大値、最小値問題」

　今回は２次関数の第７回で、２次関数の中で一番難しい「場合分けの
　必要な最大値、最小値問題」です。

　今回のところは、難しいと思います。僕も高校１年生のときに勉強を
　してまったくついていけなかった記憶があります。

　ここでは関係ないかもしれませんが、どの数学の問題でも言えること
　ですが、たった一度読んだだけ、解いてみただけで「理解できないで
　すぅ」なんて言う人もいますが、一回で理解できる人なんて本当に少
　数です。

　ですから、理解できるまでとことん何回も何回もチャレンジするよう
　にしてください。
http://www.hmg-gen.com/2jino7.pdf

　これまでに紹介したプリントです。

　２次関数　その１「対称移動に関する問題」
http://www.hmg-gen.com/taisyouidou.pdf

　２次関数　その２「平行移動に関する問題」
http://www.hmg-gen.com/heikouidou.pdf

　２次関数　その３「２次関数の決定に関する問題」
http://www.hmg-gen.com/2jino3.pdf

　２次関数　その４「２次関数によって切り取られるx軸の長さ」
http://www.hmg-gen.com/2jino4.pdf

　２次関数　その５「判別式」
http://www.hmg-gen.com/2jino5.pdf

　２次関数　その６「最大値、最小値の基礎」
http://www.hmg-gen.com/2jino6.pdf

================================================================= 【３】今週の無料添削問題

　今週の無料添削問題は、お茶の水女子大学の数学IIの微分積分の問題
　です。

　今回は、２次関数と直線によって囲まれた部分の面積です。このたぐ
　いの問題は、基本的ですが意外に実際の大学受験の問題でも出題され
　ます。

　お茶の水女子大学というレベルを考えると基本的な問題です。今の、
　高校２年生にとっては少し発展的な問題かもしれませんが、ぜひとも
　解けて欲しい問題です。

　ＰＳ
　本当に慣れている人なら、この問題は５分以内でとけますよ。最初は
　難しいかもしれませんが、５分くらいを目標にして解けて欲しい問題
　です。

　問題はコチラから
http://www.hmg-gen.com/tensaku110201.pdf

　提出方法はコチラから
http://www.hmg-gen.com/tensaku.html

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【４】本日の勉強法
　　　　「今の自分のレベルよりひとつ上を目指しているキミへ」

　今回の内容は、本当に本気になって大学受験を頑張ろうと思っている
　人に向けてのものです。

　ですから、「少し頑張ってみようかな？」なんて思っている人にとっ
　ては必要のないものです。

　それでは、本題に進みます。

　今もしキミが、今の自分の実力以上のところを目指しているのなら、
　本当に死に物狂いで勉強をする必要があります。

　「勉強がつらい」とか「勉強をやってもできるようになる気がしない」
　なんて言い訳をしているようでは、まずよくなりません。

　「とにかく自分のできることを力いっぱいやってみる」

　それしかないんです。

　進学校なんかに通っていて、中学生やまたは高校生の早い時期からし
　っかりと勉強をしているのなら、学校の勉強についていくだけでいい
　ので、ゆっくりとコツコツと勉強をしていればいいです。

　でも、もしキミがこれまであまり勉強をしてこなかった、あるいは、
　今の自分から考えて上のレベルの大学を考えている、そうなると本当
　に一生懸命勉強をしないといけません。

　勉強には２種類あります。軌道に乗るまでの勉強と軌道に乗ってから
　の勉強です。

　軌道に乗るとラクなものです。その軌道に乗っていけばいいだけです
　から。

　軌道に乗せるまでが難しいんです。その軌道に乗るまでに短い時間か
　もしれないけど、エネルギーを集中しないといけない。

　「勉強が面倒だ」とか「このやり方であっているのかな？」なんて不
　安になる隙間も与えないくらい一生懸命やるしかないです。

　ワンランク上の大学に行ける人は本当に頑張った人です。産近甲龍で
　はなく関関同立へ、日東駒専ではなくＭＡＲＣＨへ、地元国公立大学
　ではなく旧帝大へ、世間ではひとつ上の大学とされていますが、これ
　が雲泥の差があります。

　そして、ワンランク上に行くには今の自分の軌道を修正する必要があ
　ります。この軌道修整が本当にしんどい・・・・

　生半可な努力ではどうにもなりません。

　とにかく今持っている自分の力をすべてぶつけるしかありません。頑
　張って、頑張って、頑張りぬく。

　それで、始めてひとつ上のレベルに上がり、軌道にのります。軌道に
　乗るとそこからは楽です。

　軌道修正の時間ですが、多くの人が想像しているほど時間はかかりま
　せん。１週間や２週間くらい、長い人でも１カ月くらいだと思います。

　飛行機の離陸を思い描けば想像しやすいと思いますが、離陸のとき、
　軌道にのるまでの一瞬に膨大なエネルギーを使います。でも、いった
　ん軌道に乗ってしまうとほとんどエネルギーを使いません。

　そのエネルギーですが、ほんの一瞬ですけどその一瞬が本当にしんど
　い・・・

　「本当に真剣に成績を上げて、よい大学に進学したいです」と言って
　くる人がいます。現役生なら言葉だけ、と言うのも分からないことも
　ないですが、浪人までしてそう言ってくる人がいます。

　最初に「大変だよ」と伝えておくんですけど、その時は「一生懸命頑
　張ります」と言います。

　でも、ほとんどの人は、はっきり言って逃げ出します。もっともっと
　頑張れよ、と思うんですけど、「自分の限界を知りました」なんてこ
　とを言って逃げ出します。

　逃げ出したいその気持ち本当によく分かるんです。自分をワンランク
　上に持っていくってそのくらい大変なことなんです。でも、そこで逃
　げだしていては今の自分を超えることはありません。

　ほんの一瞬なんですけど、それを耐えられるかどうかです。それを乗
　り越えて始めてできるようになります。

　がんばってください。

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【５】編集後記

　今日は、「ひとつ上の軌道に乗るのは本当に大変」といった話をしま
　した。

　こういう話をすると、「進学校の人っていいな。だって、まわりにあ
　わせているだけでいい大学に入れるんだから・・・」なんて言う人が
　います。

　確かにそうなんですけど、でも、自分自身の力で「ひとつ上のレベル」
　に行くっていう経験は、本当に貴重なものだと思います。

　大学だけでなく、将来本当に自分が努力しないといけない瞬間という
　ものがやってきます。そんな時、やっぱり上を目指そうとすると本当
　に頑張らないといけません。

　そんな時、受験生のときに経験したものが生かされてくると思います。

　受験ってある意味ラクなんです。勉強をしていて文句を言われること
　って少ないと思います。友達と距離を感じるようになるといったこと
　はあるかもしれませんが、少なくとも周りからは応援してもらえると
　思います。

　でも、大人になると、頑張ろうとすると本当に足を引っ張られます。

　それらを全て断ち切っていくしかないんです。自分一人なので大変で
　す。

　そこで、受験生時代頑張ったという経験が生きてくると思います。

　ＰＳ
　今回のような話をすると、「河見なんかが何を偉そうに・・・」なん
　て思われる方も多いと思います。

　僕自身もそう思ってしまいます。

　でも、別にいいかな？なんて思います。周りから見れば僕の成長なん
　てたかだか知れているかもしれませんが、それでも嬉しかった。

　僕が「かっこいいなぁ」と思える年上の人と話をしていても、やっぱ
　りどこかで自分をストップさせて、自分をランクアップさせるという
　時期が絶対にあるんです。

　「あの時は大変だった。でも、あのとき頑張れたから今の自分がいる」

　皆が皆そうおっしゃいます。

　僕自身最近は少しサボり気味です。これから、「頑張っていかないと
　なぁ」と思っています。お互い頑張っていきましょう(笑)

河見賢司

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