高校数学の勉強法-河見賢司のサイト

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目次
【１】お知らせ
　　　「通信教育について」

【２】高校生からの質問
　　　「群数列に関して」

【３】今週の無料添削問題
　　　　解説「北見工業大学の群数列に関する問題」

　　　　今週の問題「筑波大学の体積の問題」

【４】本日の勉強法
　　　　「ひとつのことに執着しよう」

【５】編集後記

【６】通信教育のお知らせ

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【１】お知らせ

　こんにちは、河見です。いつもメルマガを読んでくれてありがとうご
　ざいます。

　私は通信教育で、数学を教えています。
http://www.hmg-gen.com/tuusin.html

　おかげさまでだいぶ人数もあつまってきました。通信教育ですが、は
　じめてからさほどたっていないので、非常に安価な料金設定です。

　通信教育を始めた当時は、単に市販の問題集を解いてもらうといった
　手法で授業を進めてもらっていました。

　これが、勉強ができるようになるベストな手法だとは思いますが、生
　徒さんの方からいろいろと提案をされましたし、私自身も生徒さんに
　よっては、よりよい勉強法もあるかな？と思いました。現在の通信教
　育は、生徒一人一人によって若干内容が違います。

　今現在、通信教育を受け付けていますが、現在のままの通信教育の申
　し込みは、近いうちに打ち切ろうと思います。

　今後、よりよい形にしてから、お申し込みを再度受け付けるようにす
　る予定です。それに合わせて料金も値上げする予定です。

　あと数名、この料金設定で通信教育の内容を受け付けます。もし、ご
　入会されたいというのでしたら、お早めにお願いします。

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【２】数学のテクニック集　　単元：数学Bの数列　レベル：初級

　今回は、群数列の解説プリントをつくりました。群数列は、問題集の
　解答を見ても何をしているのか分からない、という人が多いです。

　私も、高校生のときは何を言っているのか分からず、本当に適当に解
　いていた記憶があります。

　このように、本当に何を言っているのかさえ分からない群数列ですが
　実は、ワンパターン解法があり、その解法さえ理解すると、群数列に
　限れば、どんな問題が来ても解くことができます。

　プリントでは、群数列のワンパターン解法をかなり詳しく書いたつも
　りです。かなり詳しくは書きましたが、一度では理解できないかもし
　れません。

　何度も何度も読んでしっかりと意味を理解してもらえれば嬉しいです。
http://www.hmg-gen.com/tecni2b-10.pdf

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【３】今週の無料添削問題

　今週の無料添削問題は、「筑波大学の体積に関する問題」です。

　体積の問題ですが、空間座標がらみの問題でこういった類の問題が苦
　手という人も多いと思います。

　ですが、大学受験では比較的よく出てくるのでしっかりと理解してお
　いてください。

　問題はコチラから
http://www.hmg-gen.com/tensaku100622.pdf

　無料添削の提出方法はコチラから
http://www.hmg-gen.com/tensaku.html

　前回の問題は、北見工業大学の過去問で群数列に関する問題です。

　さきほど紹介した「群数列のワンパターン解法」をしっかりと理解し
　た上で取り組んでほしいと思います。

　「ワンパターン解法」さえ理解できていたら、こまごまとした計算は
　必要になってきますが、簡単に解けると思います。

　それでは、がんばってください。
http://www.hmg-gen.com/k-tensaku100622.pdf

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【４】本日の勉強法　「執着しよう」

　「どうやったら勉強ができるようになりますか？」とよく質問されま
　す。その答えはいろいろとあるかもしれませんが、一番重要なのは、
　「コロコロと勉強法を変えない」ことだと思います。

　「山の頂上はひとつだけど、それに至るルートはいくらでもある」な
　んてことがよく言われます。

　その言葉本当だと思います。この言葉なんですけど、みんなが見落と
　していることがあると思います。それは、ルートはいくらでもあるけ
　ど、ルートを途中でころころと変えていては頂上につけない、という
　ことです。

　どんなやり方でも頂上につけるけど、せっかくがんばって登りはじめ
　ているのにルートを変えてしまうと、また山のふもとからやり直しで
　す。

　勉強って不思議なもので、どんなやり方でも続けていたら急にできる
　ようになります。でも、最初のうちはやってもやっても結果が出ませ
　ん。

　勉強ができるようになるには、ある程度のタイムラグがあるんですね。

　なかなか成績があがらないという理由で、勉強法を変えてしまう人が
　多いです。せっかくあと少しで成績が上がるところまで来ていたのに
　本当にもったいないです。

　勉強法を変えるとまたフリダシに戻ってしまい、また最初からです。

　勉強をしているのに、なかなか成績があがらなかったら不安になる気
　持ちは分かります。ですが、それをやっては絶対にできるようになり
　ません。

　勉強を始めるときに、これだと思える方法があったのなら、その勉強
　方に執着して、徹底的に続ける、これが勉強ができるようになる最短
　距離です。

　大変だとは思いますが、問題集、塾・予備校、なんでもそうですけど
　コロコロと変えないで、最初に「この問題集なんか分かりやすそう」
　「この先生、分かりやすい」と思った当初の自分の判断を尊重して続
　けていくことが重要だと思います。

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【５】編集後記

　ものごとの成長って一直線じゃないんですよね？勉強でもどんなこと
　でも、やってもやってもゼロの連続です。

　ゼロの連続でも、続けていると急にできるようになる。成長は、一直
　線じゃなく、急にジャンプするような感じです。

　「ジャンプするような形でなくて、少しずつ直線状にできるようにな
　った方が嬉しいのに、なんでだろう？」なんて思うことがありました。

　話は、変わりますが、箱根にはいろいろなロープウェーがあります。
　そのロープウェーなんですが、ずっと富士山の見える本当に風景が綺
　麗なものもありますが、でも、一番人気のロープウェーは、それじゃ
　ないんですね。

　一番人気のものは、乗ってからずっと山肌しか見えず、しかもその山
　肌もごつごつとした岩だらけで、はっきり言って見るものもなくずっ
　と退屈です。

　「いつまで地面しか見えないんだ」なんて思っていると、本当に急に
　急に、視界一面にボーンと富士山があらわれます。

　そのロープウェーが一番人気だそうです。

　僕は、そのロープウェーに乗ったのが大学生で、当時、まだ若かった
　ので景色なんてどうでもいいと思っていましたが、その富士山の雄大
　さには感動しました。

　で、ここで僕が思ったことなんですけど、ずっと富士山が見えている
　ロープウェーよりも、岩しかないような山肌しか見えず、最後の最後
　で富士山が見えるロープウェーの方が感動が大きいんです。

　これって、僕たちの成長と同じかな？なんて思ってしまいます。がん
　ばりはじめて直線状に理解度が上がっていくと嬉しいことは嬉しいけ
　ど、ずっとゼロの連続で、それでも頑張っていて、そこで一気にでき
　るようになる、その方がはるかに嬉しいし、感動する。

　神様は、直線状にできるより、一気にできるようになる方がはるかに
　感動できるから、僕たち人間をそういうふうにつくった、そう思って
　しまいます。

　神様なんて言葉は、嫌う人がいますが、僕はそう思ってしまいます。
　ゼロの連続でも頑張っていたら、そのうちに視界が開けると思うと、
　どんなに成長していなくても、淡々と続けることができると思います。

河見賢司

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【６】通信教育のお知らせ

「通信教育」の内容を変更しました。
http://www.hmg-gen.com/tuusin.html

これまで、通信教育は私が指定した問題集を解いてもらっていまし
たが、内容を変更して、生徒と相談の上、生徒さんにとって最適と
思える勉強法で進めていくことにしました。

例えば、以下のような感じで授業を進めます。

「難関の国公立大学を目指す高校生」
http://www.hmg-gen.com/tuusin/tuusinsyoukaiA.html

「付属校で、内部進学を考えていて、学校の授業対策を希望する高
校生」
http://www.hmg-gen.com/tuusin/tuusinsyoukaiB.html

「新高校1年生で、とりあえず数学の勉強を1年生のうちからしっか
りとやっておこうと思う高校生」
http://www.hmg-gen.com/tuusin/tuusinsyoukaiC.html

この他にも、社会人で再受験にチャレンジされている方、センター
試験でとりあえず７０パーセントをとりたい国公立大学文系志望の
高校生、いろいろな方がいらっしゃいます。

興味をもたれた方は、こちらのページをご覧になってください。
http://www.hmg-gen.com/tuusin.html

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